雨の名前の耳飾り《樹雨》※金具選べます※

四季折々の雨をあらわす言葉をご存じですか。

秋雨、霧雨、にわか雨...日本語にはさまざまな雨をあらわす言葉があります。
言葉を聞くだけでどんな雨なのか想像できますよね。
そんな雨をあらわす言葉を集めて、思い浮かべる景色や色をニャンドゥティの耳飾りにしました。

こちらの作品は≪樹雨≫。
樹の雨と書いて《きさめ》と読みます。
霧の森に降り注ぐ水滴をあらわした作品です。

樹雨とは、
夏の濃霧の森で、樹の枝葉から霧の雫が雨のように落ちる現象のことだそうです。

夏の霧の立ち込めた森。
鬱蒼とした、少し薄暗い森。立ち込める白い霧。
あちらこちらでぽとっぽとっと落ちる雫。
なんとなく怖いような、不思議な音。
そして、樹々の向こうから差し込む希望の光。
そんな光景を想像して完成したのが、こちらの≪樹雨≫の耳飾りです。

たて糸は、霧立ち込める森のような薄いグレイッシュなグリーンと、森に差し込む光ような少し緑みのあるグレー。
よこ糸には森の樹々の色、フォレストグリーン。

ニャンドゥティの先には、樹々の色を映したような濃いグリーンのチェコビーズ。
全体的にグレイッシュなニャンドゥティに対して、透明感のあるグリーンの雫。

森の中の雫の音は少し怖いけれど、実はこんなに綺麗な色だったら...と
想像すると安心しますよね。

大きな雫のような扇形のニャンドゥティに一粒の雫ビーズ。
この作品を通して、≪樹雨≫を想像していただけたら嬉しいです。


＜サイズ＞
ニャンドゥティ部分：たて4cm、よこ幅最大3cm
全体：金具下よりたて5cm


＜変更可能金具＞
・フックピアス：メッキ、チタン、サージカルステンレス、樹脂
・イヤリング：ねじバネ式、クリップ式（シリコン付き）、ノンホールピアス
購入オプションにてご指定ください。


＜ニャンドゥティとは＞
パラグアイの伝統的なレースで、現地のグアラニー語で「クモの巣」という意味があります。
ピンと張った布を土台にして経糸をはり、緯糸で織ったり結んだりして模様を作ります。
糸でできた作品ですが、糊付けをするためしっかりしたハリのある作りになります。

ニャンドゥティは、織りや結び、格子模様など、伝統的な模様だけで300以上あるといわれています。
その中から、Sunny Lab.では、アイテムの大きさや用途に合わせて模様を組み合わせたり創作したりして制作しています。

刺繍のようなレースのアクセサリー。
とっても軽いつけ心地をどうぞお楽しみください。


＜ご注意ください＞
ニャンドゥティは制作の過程で糊付けをしているため、水濡れに弱い作品です。
濡れた場合、質感が柔らかくなったり、経糸がヨレたりする場合があります
身に着けたままの入浴、プール、海水浴などはお控えください。
雨天の場合は、ご自身がずぶぬれにならない程度の雨であれば大丈夫です。
もし濡れてしまった場合は、乾いた布ではさみ、押すように水気をとって陰干ししてください。